乳酸菌の種類

クレモリス菌GCL1176株の特徴|カスピ海ヨーグルトのとろみを作る乳酸菌

クレモリス菌GCL1176株

クレモリス菌GCL1176株は、カスピ海ヨーグルトのとろみを作っている乳酸菌です。

健康効果が高いと知られているカスピ海ヨーグルトは、実はこのGCL1176株が入っているからこそなのです。

【クレモリス菌GCL1176株の特徴】

  • カスピ海ヨーグルトの元になっている乳酸菌
  • 高い整腸作用があり、便秘予防と解消に働く
  • 免疫力を強化する
  • アトピー性皮膚炎の改善になる
  • アレルギー症状や花粉症を緩和・予防する
  • コレステロール値を低下させる

カスピ海ヨーグルトに独特のとろみがあるのは、「クレモリス菌が牛乳の乳糖を分解して作る多糖が、網目状構造になっていてタンパク質成分と絡まる」ためです。

このヨーグルトはトロッとしてて面白いなぁ・・・と思ったときは、クレモリス菌が入っているかもしれませんね。

整腸作用が高くて便秘の予防や解消に役立つ

クレモリス菌GCL1176株には、ほかの乳酸菌よりも高い整腸作用が認められています。

カスピ海に近いソ連のコーサカス地方に100歳超えの長寿老人が多いのは、クレモリス菌の効果が関係していると言われています。

【GCL1176株を使った実験】

25歳~38歳の成人にGCL1176株で発酵させたヨーグルトを4週間にわたって毎日100g食べてもらいました。

すると、排便回数も便の量も増えたことが確認され、通常のヨーグルトよりも排便習慣の改善効果が強いことが分かりました。

アレルギー症状を緩和する

クレモリス菌GCL1176株が生成するネバネバした多糖は、アレルギー症状を緩和することが実験で分かっています。

アレルギー症状の出やすさを図る物質に「IgE抗体」があり、この数値が高いほどアレルギー症状が出やすい傾向にあります。

GCL1176株が作るネバネバ多糖には、「IgE抗体の濃度の上昇を抑える働き」があり、この数値の上昇を抑えられれば、アレルギー症状や花粉症の緩和や予防が期待できることになります。

GCL1176株が持っている効果は、「ヨーグルトの発酵段階で作られるネバネバした多糖」にあるものなので、この菌自体が「腸内に生きたまま届かないといけない」ようなことはありません。

また、牛乳の乳糖がネバネバ多糖の元になるため、サプリメントとしてはGCL1176株の効果を得ることはできません。

スーパーでカスピ海ヨーグルトを購入する場合は、「クレモリス菌」が入っているかよく確認しましょう。(1176株やFC株など)